※当サイトはアフィリエイトプログラムに参加しています。この記事は【2026年4月】時点の情報です。
高級車のお金まわり・スペック・購入条件を公式データに基づいて日本語でいちばん分かりやすく整理する編集者。FP3級保有。高級車の運転・所有経験はほとんどありません。メーカー公式情報と公的データをもとに、読者が自分で判断できる材料を提供することを心がけています。
アルファードを残クレ(残価設定ローン)で購入すると家計が苦しくなるのでは、と不安に感じる方は少なくありません。結論からお伝えすると、残クレ自体が問題なのではなく、仕組みを理解せずに契約することがリスクの本質です。残価精算・走行距離制限・再ローン金利という3つの構造的リスクを把握し、年収や家計状況に合った支払い方法を選べば、無理なくアルファードに乗ることは可能です。
「残クレで高級車に乗っている人は家計に余裕がないのでは」というイメージがSNSや掲示板で広まっていますが、これは仕組みへの誤解と、一部の無理な契約事例が混同された結果です。この記事では、FP(ファイナンシャルプランナー)の視点から、アルファード残クレの具体的な支払い例、5つの注意パターン、そして残クレ以外の選択肢までを公式データに基づいて整理しました。
アルファード好き雪男【筆者分析】アルファードのような高額車に乗っている方を見ると「どうやって買ったのだろう」と気になる方が多いようです。その多くは残クレ(残価設定ローン)を活用しています。トヨタファイナンスの調査では、自動車ローン利用者のうち残クレ選択者は70%以上というデータもあります(出典:トヨタファイナンス公式コラム)。便利な仕組みですが、仕組みを正しく理解していないとリスクが大きくなる点を、詳しく解説していきます。
- 残クレ利用者が「家計に余裕がない」と言われる構造的な理由を解説
- 走行距離超過や査定減額で追加請求が発生する「精算リスク」の実態
- 残クレ以外に維持費込み定額プランや売却という選択肢もあることを紹介
アルファード残クレが「無理している」と言われる3つの理由


引用元「Wikipediaコモンズ」より
なぜ、アルファードを残クレで購入することが「家計に余裕がない」というレッテルにつながるのでしょうか。その背景には、残クレの仕組みに対する誤解と、一部の契約者の家計状況が重なっています。ここでは3つの視点から整理します。
SNS・掲示板で広まった「残クレ=背伸び」という評判の背景
X(旧Twitter)や匿名掲示板では、「残クレでアルファードに乗る人は背伸びしている」という投稿が目立ちます。こうした意見の根底にあるのは、残クレの仕組み上、完済まで車の所有権がディーラーや信販会社にあるという事実です。
残価設定ローン(残クレ)とは、車両価格の一部(残価)を最終回の支払いに据え置くことで、月々の負担を軽くする仕組みです。たとえば600万円の車で3年後の残価を350万円に設定すれば、実質250万円分のローンを組む形になります。しかし、これは支払いを先送りしている構造であり、完済するまでユーザーが持つのは「使用権」のみです。この点が「自分の車ではないのに高級車に乗っている」という批判につながっています。
本来手が届きにくい高級車に乗れる仕組みの注意点
アルファード(40系)の新車価格は、Zグレード(ガソリン・2WD)で約555万円、最上級のExecutive Lounge(ハイブリッド・E-Four)では約1,065万円に達します(出典:トヨタ公式サイト)。本来であれば年収800万円以上の世帯が余裕を持って購入できる価格帯の車です。(HVのExecutive Loungeは860万〜882万円)
ところが残クレを利用すると、年収350万〜450万円程度でも契約が通るケースがあります。月々4万円台の支払いに抑えられる一方で、ボーナス払い(年2回・各15万円前後)や維持費(ガソリン代・保険料・税金)が加わると、年間の実質負担は80万円を超えることもあります。つまり、「月々が安い」という表面的な数字だけで判断すると、食費や教育費を圧迫するリスクがある点に注意が必要です。
「車の支払いは問題なくても、生活全体のバランスが崩れてしまう」。このアンバランスな状態が、「残クレ=家計に余裕がない」と言われる最大の要因です。
車にステータスを求める若年層との関連性
社会学的な視点では、地方在住で「仲間や家族との絆」を重視する若年層とアルファードの親和性が高いとされています。彼らは「広くて存在感のあるミニバン」をファミリーカーの象徴として好む傾向があり、家計における自動車関連費の割合が高くなりやすいという特徴が指摘されています。
この消費傾向が、都市部の堅実志向の層からは「理解しにくい優先順位」として映り、ネット上で話題になりやすい背景があります。ただし、これは個人の価値観に基づく選択であり、一概に否定されるものではありません。重要なのは、支払い計画が家計全体と整合しているかどうかです。
では、なぜアルファードに限って残クレの利用率がここまで高いのでしょうか。次のセクションでは、車種特有の事情を掘り下げます。
なぜアルファードは残クレ利用率が高いのか?車種特有の事情


引用元「Wikipediaコモンズ」より
販売店によると「新車を購入するお客様の約半数が残価設定ローンを利用し、価格の高い車種では7割前後に達することもある」とされています(出典:ベストカーWeb)。アルファードでこれほど残クレ利用率が高い理由は、車両価格とリセールバリューの構造にあります。
高額な車両価格と残価率の高さ
アルファード最大の特徴は、他の車種を圧倒する「リセールバリュー(再販価値)」の高さです。特に東南アジア(マレーシア等)での需要が根強く、登録から3年経過しても新車価格に近い金額で取引されることがあります。
公式データをもとに整理すると、一般的な乗用車の3年後残価率が40〜50%程度であるのに対し、現行アルファード(40系)の3年後残価率は約67〜70%という水準が報告されています(出典:ベストカーWeb、2025年12月)。残価設定額が高いほどユーザーの「実質負担額」は減るため、高額車にもかかわらず月々の支払いが低く抑えられる構造になっています。
年収300万円台でも審査が通りやすい仕組み
「年収300万円台でも審査に通った」という口コミが見られますが、これには理由があります。残クレの場合、信販会社は「ユーザーの支払い能力」だけでなく、「車両の担保価値」も審査の判断材料にします。
万が一支払いが滞った場合でも、リセールバリューの高いアルファードを回収・売却すれば残債の大部分を回収できるため、通常のカーローンよりも審査基準が緩和される傾向があるのです。つまり、審査が通りやすいのは「あなたの信用力が高い」からではなく、「車自体の資産価値が高い」からという点を理解しておく必要があります。
月々2万円台の広告に潜む条件の実態
ディーラーの広告で「月々22,000円から」といった数字を見たことがある方も多いのではないでしょうか。この金額自体は誤りではありませんが、以下のような条件設定が前提になっています。
| 項目 | 月々2万円台プランの条件例 |
|---|---|
| 頭金 | 100万円〜200万円 |
| ボーナス払い | 年2回 各15万円〜20万円 |
| 残価設定 | 高めに設定(55〜70%) |
月々の金額だけを見て契約すると、ボーナス月に15〜20万円の追加負担が発生し、年間総支払額は80万円前後になるケースがあります。FPの視点で分析すると、「月々いくらか」ではなく「年間総支払額が手取り年収の何%を占めるか」で判断することが重要です。
残クレの利用率が高い理由を理解したところで、次は具体的にどのようなリスクがあるのかを確認していきましょう。
アルファード残クレで家計が苦しくなる5つのパターン


引用元「Wikipediaコモンズ」より
残クレは便利な仕組みですが、契約条件を正しく理解していないと、思わぬ出費が発生する場合があります。ここではとくに注意すべき5つのパターンを整理します。
①残価一括払いで家計が圧迫される
契約満了時に300万〜400万円の残価を一括で用意できないと、車を手放すか再ローンを組むしかありません。3年後や5年後の契約満了時に取れる選択肢は、「新車に乗り換え(車両返却)」「車両を返却(車を降りる)」「買い取り(残価を一括または再分割で支払い)」の3つです。
問題になりやすいのは「買い取り」を希望した場合です。アルファードの場合、残価が300万〜400万円に設定されることが一般的であり、「その時になれば貯金で払えるだろう」と考えていても、いざ期限が来た時に資金が不足し、車を手放さざるを得ないケースが口コミでも報告されています。
②走行距離超過で追加請求が発生する
残クレには「走行距離制限」が設けられています。一般的な設定は月間1,000kmまたは月間1,500kmです。
たとえば5年契約(制限60,000km)で実際に70,000km走行した場合、超過分10,000kmに対して1kmあたり5円〜10円程度の精算金が発生します(出典:販売店の一般的な運用基準)。つまり、5万〜10万円のペナルティを現金で支払う必要があります。週末の遠出や帰省でアルファードの走行距離は伸びやすいため、この制限は契約前に慎重に確認すべきポイントです。
③事故・傷による査定減額で残債リスクが生じる
車を返却して残価精算をゼロにするためには、車が「規定内の状態」である必要があります。トヨタ公式の残価保証条件では、「損傷または事故修復歴がないこと」「レース等での使用や違法改造をされていないこと」「規定の走行距離を超えていないこと」が明記されています(出典:トヨタ公式 残価設定型プラン)。
擦り傷・凹み・内装の破損・喫煙やペットの臭い・事故修復歴がある場合は、査定額が残価を下回り、その差額(数十万円〜百万円単位)がユーザー負担になります。
事故で全損となり、車両保険の支払額が残債に届かなかった場合は、車がないのにローンだけが残る深刻な状態に陥る可能性があります。車両保険は「新車特約」付きで十分な金額に設定することが重要です。
④再ローンの金利上昇で総支払額が増える
残価を一括で払えない場合、「再ローン(再クレジット)」を組んで乗り続ける選択肢もあります。しかし、ここに注意点があります。
当初の残クレ金利がキャンペーンで1.9%だったとしても、再ローン時の金利は販売店により異なるが、新規契約時より高くなる傾向があります(報告例では5〜7%程度)。筆者が一般的な条件で概算すると、300万円の残価に7%の金利で3年の再ローンを組んだ場合、利息だけで約33万円の追加負担になります。結果として、新車価格を大きく超える総額を支払うことになり、資産形成の観点からは慎重に検討すべき選択です。
⑤5年後に貯蓄ゼロで次の選択肢がなくなる
月々の支払いに追われ、貯蓄がないまま5年が経過すると、車を返却しても手元には何も残らず、次の車を購入する頭金もないという状況になります。これが「残クレで家計が苦しくなる」と言われる典型的なパターンです。
もし今乗っている車があり、残クレの支払いや維持費の負担が重いと感じているなら、車両価値が下がる前に売却して現金化するのも一つの方法です。複数社の査定を比較することで、より有利な条件を見つけられる可能性があります。
PR
まずは愛車の現在価値を無料で確認してみてはいかがでしょうか。複数社の見積もりを比較すれば、ディーラー下取りより数十万円高く売却できるケースもあります。査定は無料で、金額に納得できなければキャンセルも可能です。
具体的な月々の支払い額がイメージできないと判断が難しいものです。次のセクションでは、実際の支払いシミュレーションを確認していきます。
アルファード残クレ支払い例|月々いくら?3年・5年シミュレーション


引用元「Wikipediaコモンズ」より
では、実際に残クレを組んだ場合、毎月の支払いはいくらになるのでしょうか。公式データをもとに計算したシミュレーションを紹介します。
※以下のシミュレーションは概算です。実際の支払い額は販売店・金利・諸条件により異なります。契約前に必ずトヨタ公式シミュレーションや販売店で正式な見積もりをご確認ください。
頭金なし・3年契約の月々支払い額と残価
モデルケース:アルファード Zグレード(ガソリン・2WD)
車両本体価格:555万円(出典:トヨタ公式)
オプション・諸費用込み:約600〜650万円
3年後残価率:残価率:約67〜70%(販売店により異なる)(約400万円)
金利:実質年率4.9%を想定(出典:ベストカーWeb、2025年2月)
以下、残価率67%の場合で計算
| 項目 | ボーナス併用なし | ボーナス併用あり(年2回) |
|---|---|---|
| 頭金 | 0円 | 0円 |
| 月々支払い(目安) | 約 75,000円 | 約 40,000円 |
| ボーナス月加算額 | 0円 | 約150,000円 |
| 最終回支払い(残価) | 約4,000,000円 | 約4,000,000円 |
| 年間総支払額 | 約90万円 | 約78万円 |
頭金なしで月々を4万円台に抑えるには、ボーナス月(夏・冬)に毎回15万円の追加支払いが必要です。「月々が安い」といっても、年間総支払額で見れば約78万円の負担になる点を見落とさないようにしましょう。
5年契約で月額を抑えた場合の最終支払い
次に、期間を5年(60回払い)に延ばし、残価率を約50〜53%(約300〜318万円)に設定した場合を見てみましょう。
| 項目 | ボーナス併用なし | ボーナス併用あり(年2回) |
|---|---|---|
| 頭金 | 0円 | 0円 |
| 月々支払い(目安) | 約 68,000円 | 約 30,000円 |
| ボーナス月加算額 | 0円 | 約150,000円 |
| 最終回支払い(残価) | 約3,000,000円 | 約3,000,000円 |
5年契約にすればボーナス併用で月々3万円台も可能ですが、支払期間が長くなるほど利息総額は膨らみます。FPの視点で分析すると、5年契約は3年契約に比べて利息負担が約40〜50万円増える計算になります。月々の安さだけでなく、総支払額で比較することが大切です。
通常ローン(銀行マイカーローン)との総支払額比較
「月々の支払い」だけでなく「総額でいくら払うか」を比較することが、FP視点での基本です。
| ローン種別 | 金利(実質年率) | 5年・600万円の支払総額(目安) | 所有権 |
|---|---|---|---|
| ディーラー残クレ(5年) | 4.9%前後 | 約 680万〜700万円 | ディーラー/信販会社 |
| 銀行マイカーローン(5年) | 1.5%〜3.0% | 約 625万〜650万円 | 自分 |
(出典:トヨタ公式シミュレーションの金利設定、各銀行マイカーローンの公表金利をもとに筆者算出)
金利差が2〜3%あるだけで、総支払額には50万〜80万円の差が出ます。残クレは月々の支払いを安く見せる仕組みですが、金利手数料という「見えにくいコスト」が上乗せされている点は理解しておきましょう。
支払いの数字を確認したところで、気になるのは「残クレで乗っていることは周囲にバレるのか」という点ではないでしょうか。
残クレアルファードの見分け方|なぜ周囲に分かるのか


引用元「Wikipediaコモンズ」より
車検証の所有者欄が唯一の確認方法
結論として、外観だけで残クレ車両かどうかを確実に見分ける方法はありません。
唯一の確認手段は「車検証(自動車検査証)」の「所有者の氏名または名称」欄です。ここが「トヨタファイナンス株式会社」や「〇〇トヨペット」などの法人名義になっていれば、ローン(所有権留保付き)で支払い中の車両であることが分かります。ただし、これは車検証を見ない限り判別できないため、外から見て分かるものではありません。
ネット上で「残クレ」と推測されやすい特徴(俗説)
確実な根拠はないものの、ネット上で「残クレでは」と推測されやすい特徴として、以下のようなものが挙げられています。あくまで俗説であり、事実とは異なる場合がほとんどです。
たとえば「完全ノーマル仕様で乗っている」(返却時の査定減額を避けるためカスタムをしていない)、「ディーラーステッカーがそのまま」(借り物感覚と見なされる)、「希望ナンバーがゾロ目」(特定の層との関連を連想される)といった点が、根拠のない「残クレ認定」の材料にされることがあります。しかし、これらはいずれも購入方法を特定する根拠にはなりません。
「周囲の目が気になる」心理の正体
「残クレだとバレるのが気になる」と感じる場合、その背景には「自分の収入に対して支払いが少し厳しいかもしれない」という認識があるのかもしれません。経済的に余裕のある方は、支払い方法が残クレでも一括でも、他人の評価をあまり気にしない傾向があります。
周囲の評価を気にしながら乗るよりも、自分の家計に合った支払い方法を選んで堂々と乗るほうが、カーライフの満足度は高くなるのではないでしょうか。
見分け方の実態を確認したところで、実際に残クレを利用して後悔したという口コミにはどのような傾向があるのか見ていきましょう。
アルファード残クレで後悔した人の口コミ傾向


引用元「Wikipediaコモンズ」より
「自分は大丈夫」と思っていても、実際に残クレを利用して後悔したという声はネット上に数多く見られます。ここでは、Yahoo!知恵袋や価格.comなどのレビューサイトに投稿された口コミの傾向を整理します。
Yahoo!知恵袋・価格.comに見る後悔パターン



【口コミ傾向】Yahoo!知恵袋や価格.comの口コミを分析すると、後悔の声は主に3パターンに集約されます。「ボーナス払いで家族の余暇費がなくなった」「子供の進学と残価精算の時期が重なり家計が厳しくなった」「車を返却しても差額の支払いが残った」という内容です。(出典:Yahoo!知恵袋・価格.comの投稿傾向)
共通しているのは、契約時に「将来のライフイベント」と「残クレの満了時期」を照らし合わせていなかったという点です。FPの視点では、残クレの契約前に「満了時に大きな出費(進学・住宅購入・転職など)が重ならないか」をシミュレーションしておくことを推奨します。
乗り換えループから抜け出せないケース
「3年ごとに新車に乗り換えれば残価を払わなくて済む」という説明を受けて乗り換えを繰り返すケースも口コミで報告されています。確かに常に新車に乗れますが、これは実質的に「毎月のローン支払いが永続する」ことを意味します。
退職後に収入が減った際、ローン審査に通らなくなる可能性もあります。資産として手元に車が残らない状態が長期間続くと、老後の家計に影響を及ぼすリスクがあります。FPの視点で分析すると、乗り換えループを選ぶ場合は「何歳までにループを終了するか」を事前に計画しておくことが重要です。
後悔のパターンを把握したところで、「では残クレ以外にどのような選択肢があるのか」を確認していきましょう。
残クレ以外の選択肢|売却で現金化・維持費込み定額で乗る方法


引用元「Wikipediaコモンズ」より
ここまで残クレのリスクを整理してきましたが、「ではアルファードは諦めるしかないのか」というとそうではありません。残クレ以外にも、家計を守りながらアルファードに乗る方法はあります。
今の車を高く売却して頭金に充てる方法
現在お乗りの車がある場合、まずその車の市場価値を正確に把握することから始めるのが合理的です。ディーラー下取りだけでなく、複数の買取業者に査定を依頼することで、下取りより数十万円高い金額がつくケースも珍しくありません。
高く売却できれば、その資金をアルファード購入の頭金に充てることができます。頭金を入れることで残クレの月々支払いを減らせるほか、銀行マイカーローンの審査にも有利に働く傾向があります。つまり、「今の車の価値を知る」ことが、次の車選びの第一歩になるのです。
維持費込み月額定額で乗るカーリースという選択肢
残クレの最大リスクである「残価精算」「突発的な維持費」を避けたい方には、維持費込みの月額定額プラン(カーリース)という選択肢もあります。
| 比較項目 | 残クレ | カーリース(維持費込み型) |
|---|---|---|
| 車両代金 | ○(月払い) | ○(月払い) |
| 登録諸費用 | 別途負担(約30万円) | 月額に含む |
| 自動車税(毎年) | 別途負担(約4.5万円) | 月額に含む |
| 車検費用 | 別途負担(10万円〜) | 月額に含む |
| 頭金 | 必要になる場合あり | 0円のプランあり |
| 残価精算リスク | あり | プランにより異なる |
つまり、カーリースを選ぶことで、毎年5月の自動車税や車検時のまとまった出費がなくなり、家計管理が月額ベースで完結するというメリットがあります。
PR
維持費込みの月額定額で乗るという選択肢もあります。SOMPOで乗ーるなら、車検・税金・メンテナンス込みの定額プランで家計の変動リスクを抑えられます。まずは月額シミュレーションを確認してみてはいかがでしょうか。
売却と定額リースという2つの方法を把握したところで、最後に「結局どの方法が自分に合っているのか」を判断するための基準を整理します。
まとめ|アルファード残クレで後悔しないための判断基準
ここまで、アルファードの残クレに関するリスクと代替策を整理してきました。残クレ自体は金融商品の一つであり、仕組みを理解して使えば有効な選択肢です。重要なのは、自分の経済状況と照らし合わせて判断することです。
年収帯別おすすめ購入方法マトリクス
| あなたの状況 | おすすめの購入方法 | 理由 |
|---|---|---|
| 世帯年収700万円以上・貯蓄に余裕あり | 現金一括 or 銀行マイカーローン | 金利負担を最小化でき、所有権も自分に |
| 世帯年収500〜700万円・3年ごと乗り換え希望 | 残クレ(3年契約) | リセールの高いアルファードなら残価精算リスクが比較的低い |
| 世帯年収400〜500万円・突発出費を避けたい | 維持費込みカーリース | 月額定額で家計の変動を抑えられる |
| 今の車を高く売りたい・次の購入資金を確保したい | まず複数社で売却査定 | 頭金を増やすことでどの方法でも有利になる |
家計を守るための3つの鉄則
FPの視点で、アルファード残クレで後悔しないための鉄則を3つに整理します。
第一に、年間の自動車関連支出(ローン+維持費)が手取り年収の20%を超えないことを目安にしてください。第二に、残クレ満了時期と大きなライフイベント(進学・住宅購入・転職など)が重ならないかを事前に確認しましょう。第三に、「月々いくら」ではなく「総支払額がいくらか」で比較検討する習慣をつけることです。
※上記のシミュレーションや判断基準は一般的な目安であり、個別の状況により異なります。高額な支出を伴う判断については、ファイナンシャルプランナーや販売店にご相談ください。
PR
どの方法を選ぶにしても、最初の一歩は「今の車の価値を知ること」です。まずは愛車の現在価値を無料で確認してみてはいかがでしょうか。査定額に納得できなければ、もちろんキャンセルも可能です。
アルファードの購入方法をさらに詳しく比較したい方は、以下の関連記事もあわせてご覧ください。
アルファード残クレに関するよくある質問(FAQ)
残クレでアルファードを買うのはなぜダメだと言われるのですか?
残クレ自体がダメなのではなく、仕組みを理解せずに契約するとリスクが大きくなるためです。具体的には、残価精算時の高額支払い、走行距離超過のペナルティ、再ローン時の金利上昇という3つの構造的リスクがあります。これらを事前に把握し、自分の年収や家計で無理なく支払えるかを確認した上であれば、残クレは有効な購入方法の一つです。
アルファード購入者の何割が残クレを利用していますか?
販売店の情報によると、新車購入者の約半数が残クレを利用し、高額車種では7割前後に達するケースもあります。トヨタファイナンスの調査では、自動車ローン利用者のうち残クレ選択者は70%以上というデータもあります(出典:トヨタファイナンス公式コラム、ベストカーWeb)。アルファードは車両価格が高い一方でリセールバリューも高いため、残クレとの相性が良い車種とされています。
アルファードの残クレで月々いくら支払いますか?
Zグレード(ガソリン・2WD)の場合、頭金なし・3年契約・ボーナス併用ありで月々約4万円、ボーナス月に約15万円が目安です。5年契約にすればボーナス併用で月々約3万円台も可能ですが、年間の総支払額は78万〜90万円程度になります。詳細な金額はトヨタ公式シミュレーションや販売店でご確認ください。
なぜアルファードは残クレが話題になるのですか?
車両価格が500万〜1,000万円超と高額なのに、残クレを使えば月々数万円で乗れるギャップが注目を集めるためです。さらに、アルファードの3年後残価率が約67〜70%と他車種を大きく上回ること、若年層にも人気が高いことが重なり、「高額車を無理して買っているのでは」という議論がSNSや掲示板で活発になっています。
アルファードの残クレは何年契約がおすすめですか?
リスクを最小限に抑えるなら「3年契約」が合理的です。アルファードのリセールバリューは新車登録から3年以内(初回車検前)がピークとされており、この時期に返却・乗り換えすることで残価割れのリスクを低く抑えられます。5年以上になると、モデルチェンジや走行距離増加による価値下落リスクが高まります。
残クレ中に事故で全損した場合どうなりますか?
強制解約となり、残債を一括請求されます。車両保険でカバーできれば問題ありませんが、保険金額が残債を下回っている(オーバーローン)場合、差額を現金で支払う必要があります。残クレでアルファードに乗る場合は、車両保険に「新車特約」や十分な金額設定で加入しておくことを強くおすすめします。
参考資料・出典一覧
この記事の作成にあたり、以下の公式情報・信頼性の高い情報源を参照しました。
トヨタ自動車「アルファード 価格・グレード」(https://toyota.jp/alphard/grade/index.html)、トヨタ自動車「残価設定型プラン」(https://toyota.jp/information/minivan/zanka/index.html)、トヨタファイナンス「残価設定ローンで車を買う人の割合」(https://tscubic.com/column/article14/)、ベストカーWeb「3年後の残価率70%…アルファードが残クレで選ばれる理由」(2025年12月)
最終更新日:2026年4月5日







コメント